自分のバイクについているパーツの中で、どうしても好きになれないヤツってのがある。それらを徐々にお気に入りのパーツに置き換えていくのもまた、バイクいじりの楽しみのひとつだ。ところが、替えたくても代替パーツがないものも多い。 前後のブレーキディスクもそうだ った。私のXJ900(4BB)は、フロントがRZ250/350Rと共通、リアはベンチレーティッドで、いずれも直径は267mmで取り付け寸法も共通。 ずいぶん前に、リアもフロントと同じ非ベンチレーティッドに交換するとともにキャリパーをTZ125用の異径4ピストンタイプに換装していた。 そのとき、リアに使ったディスクは、RZ250/350R用と同寸ながら、内周部が黒ではなくシルバーのSRX250用で、こっちのほうが断然カッコいいと思ったので、フロントの2枚も苦労して黒の塗装を落としていた。 ところが今回、新品タイヤを嵌めたスペアホイールについていたディスクは、内周部が黒いままだった。このディスクは摩耗や振れがほとんどなく、それもスペアホイールに交換した理由のひとつだが、やはり見た目が気に食わない。…というわけで、以前と同じように黒塗装を落とし、ステンレスの地肌を出した。 それとともに、エッジ(ごていねいに、ここも黒塗装されている)を磨き出した。やっぱり、減ってはいても美しく掃除されたパッドの間から、きらりと輝くディスクのエッジが見えるのがいいなぁ…と、ひとり悦に入っているところだ。 |
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