2011年1月25日 - 継電器箱外部のワイヤリングと各部のサブハーネスの製作 |
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継電器箱内部のワイヤリングが終わった後の作業は、順調に進んでいる。ただ、次号RACERSの佳境が迫ってきたのと、相変わらずの厳しい寒さのおかげで、作業時間は短めだ。 幸い、継電器箱内部のようなロングスパン×少回数でなくても外部のワイヤリングはできるので、短時間の作業を何度も繰り返している。 |
| 継電器箱外部のワイヤリングのメインは、ヘッドライトハウジングに向かう2本の5芯キャブタイヤと、端子箱に向かう7芯キャブタイヤの取り回しである。とくに前者は、ヘ ッドライトハウジング側のレセプタクルに嵌まり込むプラグがついたままのキャブタイヤを継電器箱と一体で容易に取り外せるようにすべく、 |
| その取り回しとクランプ箇所/方式にはずいぶん悩まされた。 3本のキャブタイヤ以外は、継電器箱裏面上部左側に急遽設けたケーブルグランドを通る+/−の電源ラインと、箱全体に4個あるエルボー (リアマスターのリザボアホース取りだし口)を通る8本の線を安全かつ無駄なく取り回し、それぞれ所定 |
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のパーツに結合すればよいだけだ。 その過程で、残念ながらギボシ端子を2セット使ってしまい、単線と単線の平型端子による接続も1箇所設けてしまった。どちらも、容易に 19日の最後の写真のような状態にするためであり、苦渋の決断だった。 が、ともかく、これにて継電器箱外部のワイヤリングも完了し、継電 |
| 器箱に収納した5個のSSRに仕事をさせてみた。これらは左側ハンドルスイッチで制御する負荷であり、左右のウインカー/ヘッドライトのハイとロー/ホーンともに問題なし。 どういうわけか、パッシングスイ ッチへの配線を間違えていて、ロービームが発光するというハプニングはあったものの、ハンドルスイッチ |
| 内のハンダづけをやり直して修正。SSRの表面にある2個のLEDの動作には問題なく、狙いどおり、簡便な故障診断装置としても使えそうだ。 ここまでくると、俄然、モチベーションが高まり、続いてシート下の端子箱まわりのワイヤリングに取りかかった。こちらは継電器箱とは異なり、外部を先に済ませてからでな |
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いと、内部には手をつけられない。 で、まずは、イグナイター/イグニッションコイル/ピックアップ/ニュートラルスイッチ/サイドスタンドスイッチ/クラッチスイッチ/リアブレーキスイッチ/TPS/SSRなどから端子箱に入る線を束ねたサブハーネスを作ることにした。 当初、複数の単線をケーブルグラ |
| ンドに通す場合には、熱収縮チューブで束ねようと思っていたのに、ここにきて考えが変わった。 収縮後の熱収縮チューブの固さが望ましい箇所には熱収縮チューブを使い、柔らかいほうがよい箇所にはVCTF22のシース(外皮)を使うことを思いついたからだ。これはなかなか名案で、イグナイターからの10本 |
| の線を7芯のVCTF22のシースに通すのに苦労したものの、通した後の曲がりやすさに思わずにんまり(笑)。ケーブルグランドとの相性も、熱収縮チューブよりははるかに良好で、複数の単線をケーブルグランドに通す箇所はすべてこの方法に決めた。 いよいよ、残るは端子箱内部のワイヤリング。最後の難関である。 |
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