XJ900の爽快チューン
2008年4月5日 - 点火時期のセッティング   
     
フルパワーキット化で、こちらは調整不要に。が、点検したらステーター取り付けネジが緩んでいたので、ワイアーロックを施した。
と TPSの取り付け角度(キャブへの取り付けネジ穴が長穴であり、何度かズラすことができる)の2つだ。
 ダイアルによる調整は、点火マップ(4月3日の図)の全体を上下に動かし、 TPSの取り付け角度による調整は、マップの全体を左右にズラすと考えるとわかりやすい。
 とりあえず今日は、フルパワーキ
ットの標準よりも進角角度が6度小さい(遅い)ところからスタートした。4000rpm以上7500rpmあたりまでは、加速の良さもスムーズさも、我が XJ900の天井値を大幅に更新。望みどおりのフィーリングである。ここまで気持ちの良い加速感は、他のバイクでも味わったことがない。

 4000rpm以下も悪くはないが、 回転数と開度によって、さまざまな反応を見せてくれる。 2000rpmから開けたときのダルさ、 3000rpm一定走行時の振動の微増、減速時の4500〜
3800rpm 間の振動は減ってはいるが依然として気になる…などがあり、こちらはさらに煮詰めが必要だ。
 -4、0、+4度などを試した結果、 4000rpm 以下の諸問題のうち、どれかがマシになる反面、 4000rpm以上の爽快感が薄れるような気がした。中間をとって、-4度で妥協するというテもある。が、-6度の加速フィーリングを味わってしまったから、それはしたくない。 4000rpm以下問題との格闘は、しばらく続きそうだ。
 ASウオタニSPIIフルパワーキットのセッティングを詰めるべく、早朝から奈良県東部の山の中を走ってきた。セッティング変更ができるのは2項目。点火時期(フルパワーキット・コントロールユニットのダイアルによって、進角度数を2度ごとに
+8度/−10度の範囲で調整可能)


<  ひとつ前 ・ 目次 ・ 最新 ・ ひとつ先  >
 
ARCHIVESARCHIVES TUNINGTUNING DATABASEDATABASE HOMEHOME Network RESOURCENetwork RESOURCE    DIARY