XJ900の爽快チューン
2009年11月22日 - 電装系配線類の一新に向け、エアクリーナーボックスを撤去   
     
枝葉末節をプチプチと切り捨ててハーネスを捨て、エンジン搭載では外れないエアクリーナーボックスをバリバリと割って撤去。
にし、合わせて整備性向上も狙う。
 3)配線中にぶら下がるコネクターを廃し、すべての配線結合部は片側を固定することによって片手で脱着できるようにする。
 4)純正のワイアーハーネスよりもハイグレードな配線材とコネクターを用い、防水性/耐候性を高める。
…といったあたりが目的である。
 SSRは、 耐久性や整備性を考えて基板実装用ではなく制御盤用を使いたい。それには相応のスペースが必要。それを確保するにはエアクリーナーボックスを新作するのが望ましい。そうすれば同時にバッテリー/イグニッションコイル/ダミーウェイト(車体の左右重量配分の適正化用)などのマウント位置を最適化することもできる。…というのが、今回、電装系配線類の一新と同時にエアクリーナーボックスの新作を決断した理由である。
 RACERS第2号のための4日間の取材が終われば、あとは年末まで忙しくなるから、このあたりで着手しておかないと、結局、何もしないままずるずると時間が経過し、計画倒れになりそうだ。25年前から考えているのに、一向に取りかかれなかったのは、思い切りが悪かったからだ。
 で、今回は、引き返せない状況に自分を追い込むために、ワイアーハ
ーネスとエアクリーナーボックスの両方を修復不能にして取り払った。
 10月10〜11日の CLUB XVの全国オフ会以後ほとんどバイクに乗っていなかった理由は11月12日に書いたとおり。フロントフォークとフロントブレーキのトラブルのせいで、乗ってもちっとも楽しくなかったのだ。
 それならそれで、トラブル対策をすれば済むはずなのに、それをしなかった理由についても12日に書いている。要は、低下気味のモチベーシ
ョンと少ない時間を無理して整備や走りに使うよりも、動けない状態にしてしまい、空いた時間にじっくりと構想を練り、次のステップに踏み出したいと思ったのである。

 まだまだいっぱいある“したいことリスト”の中で、構想にも実作業にも最も時間がかかりそうなのが電装系配線類の一新だ。25年前、まだ自分にとって初代のXJ750Eに乗っていた頃から考えていたことだ。
 具体的には…
 1)大電流のスイッチングにソリッドステートリレー (SSR)を用い、既存スイッチの開閉電流を減らして接点のトラブルを減らす。
 2)ヘッドライトハウジング内とステアリングヘッドまわりの配線を整理し、見た目に美しく、ステアリングの作動性に悪影響を与えないよう


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