XJ900の爽快チューン
2009年12月9日 - フロントフォークとフロントブレーキに投入予定のニューパーツを確保   
     
ヤマハとスズキの純正部品を組み合わせてフロントフォークをリフレッシュし、同時にB-KINGのアルミピストンも装着予定。
入れと合わせて、フロントブレーキのジャダー対策としてディスクを交換する予定だったからだ。
 ジャダーの原因はディスクの歪みだから、歪んでいないディスクに交換すればとりあえず直る。だが、もう私には、同じディスクの新品や程度の良い中古品に交換する気はなか
った。XJ900純正の(RZ250/350Rをはじめ、多くの機種が使用)ディスクに愛想を尽かしていたからだ。
 最低でも、 STDのようなスリットタイプではなく、XJR1200/1300のリアのような穴開きタイプ、できればフローティングタイプに変更したい
…と、これはジャダーに見舞われる前からずっと考えていた。
 だが、国産車の純正部品はもとより、国内外のアフターマーケットを探しても、互換性のあるフローティングディスクは見つからなかった。
 ところが、ごく最近見かけた最新型 T-MAXのフロントディスクが、以前調べたときの5穴から、知らぬ間に6穴に変更されているのに気がついた。とっさに紙を押し当てて型をとり、家に帰って寸法を測ってみると、間違いなく使えそうである。
 試しに1枚注文して実測すると、外径/中穴径/ボルト穴径/PCD がすべてSTDと同じで、厚さのみ1mm減
 11月22日にワイアーハーネスとエアクリーナーボックスを撤去したあと、作業はおろか、 XJ900についてあれこれ考える時間もほとんどとれないような状態が続いていた。
 だが、少しでも完成に向かって歩みを進めたいと考えた私は、とりあえず、あまり考えなくても済むフロントフォークとフロントブレーキのトラブル対策に使うパーツの選定とその注文をすることにした。
 XJ900に限らず、 このころのヤマ

メタルはヤマハ純正が出ているのでそれを使うとして、上記2点のスズキ純正部品を注文するのなら、ついでにB-KINGのフロントブレーキキャリパー用補修パーツとして入手可能なキャリパーピストンセットも頼んでしまおう…という気になった。
 私のXJ900に使っている ニッシンの異径4ピストンキャリパー(TZ250用)には、同じニッシン製のキャリパーを使うB-KING用のアルミピストンが使える…という情報は、かなり
ハ車には、フロントフォークの消耗パーツのうち、インナーチューブ先端のスライドメタルやフォークシリンダー上部のピストンリングが単品で購入できない機種が多い。前にSpeed Triple CrazyのTa-Bonさんに教えてもらっていた。
 この期に及んでキャリパーピストンのアルミ化をしてみようと思ったのは、今回のフロントフォークの手
の4mmだった。 この薄さが凶と出るか、フローティングが吉と出るかはわからない。だが、期待はできそうなので、もう1枚入手し、装着してのテストを楽しみにしている。
 旧知のKYBのエンジニアに 「摩耗したら交換しましょう」と言われていたから、どうしても入手不可能な場合は彼に責任をとってもらうつもりだった(笑)。とはいえ、この程度のことで迷惑をかけるのも大人げない。…というわけで、まずは、このあたりのパーツの互換性に詳しいJB店長さんに相談した。
 それとともに、同じカヤバの37mm径を使うスズキのカタナ系フォークに関するデータを持っているまめしばさんにも聞いてみた。
 その結果、 XJ900に使われているインナーチューブ先端のスライドメタルはGSX1100SR用と同じ、 フォークシリンダー上部のピストンリングはGSX-R400S用と同じと判明した。
 アウターチューブ上部のスライド
これが装着できるとわかったときは小躍りした。最新型T-MAXなど無縁の私が、どこで発見し、型取りしたかは内緒だ(笑)。


<  ひとつ前 ・ 目次 ・ 最新 ・ ひとつ先  >
 
ARCHIVESARCHIVES TUNINGTUNING DATABASEDATABASE HOMEHOME Network RESOURCENetwork RESOURCE    DIARY