編集方針も誌面構成も、前作にとらわれず、毎号変えていく…というのが編集長の考えであり、これには私も全面的に賛成。採り上げるマシンの台数も、得られる情報の質と量も、使える写真/撮れる写真の点数も異なるのだから、編集方針や誌面構成を変えるのは当然である。 第2号の難関はQandAだった。膨大な量の質問+回答を、いかにして100のQandAにまとめるか、そしてそれを見やすくレイアウトするか… 編集者の腕の見せどころである。 QandAに、 最低でも20ページは使いたい。しかし、せっかく今回新たに撮影したマシンの写真も大きく見せたい。だがそれでは他の企画を |
| 入れるページがなくなってしまう…と悩む編集長に、 私は、QandAがこの本の“売り”だから、マシンの写真は小さく/解説は思い切って省略することを提案した。 「文句を言うヤツは放っといても買うから、そうじゃない人に買う気を起こさせる本にしよう」とまで言った結果、 QandAの詳しさに対してマシンの細部写真と解説の少ない、異例のページ配分が決まった。 だが、その後も、後半部分の企画が増えたり減ったり、広告が入ったりして、最終的な台割(1冊の本の中のページ配分)が決まったのは12月の10日すぎ。あとは、続々と上が ってくるレイアウト(この時点で文 |