ブレーキまわりは一段落とし、今日から一連の改造の続きである。スロットルワイヤーの取り回しも何とかしなければならない。 スロットルワイヤーについては、軽さよりも、ハンドルを切ったときの遊びの変化が少ない取り回しが望ましい。 従来は900の純正ワイヤーを使い、とくに不満のない取り回しができていたのに、ステアリングヘ ッドパイプ直前にレクチファイア・レギュレターをマウントしたおかげで、見直さざるを得なくなった。 レクチファイア・レギュレターを移設後、 しばらく900のワイヤーと格闘して、我慢できそうなレベルの取り回しは見つけていた。しかし、もうちょっと長いワイヤーも試したくなり、XJ750Eの物を入手。比べてみると、全長は750Eのほうが予想以上に長かった。ただ、インナーとアウターの差は900のほうが1cm以上大きく、ワイヤーのアジャスターでごまかせる範囲を超えていた。 キャブレター側のワイヤー受けを下げようにも、これ以上下げるとプ ーリーに接触する。仕方がないからプーリーに穴を開けた。もとのタイコの位置だと、全開状態でも45度近くプーリーにワイヤーがかかっていたので、45度進めた位置に穴を開けても問題はない。 4.8mmのドリルで慎重に穴を開け、 丸ヤスリで6mmまで広げ、最後にノコ歯を使って一部を切り欠き、完成とした。 これにより、めでたくXJ750Eのスロットルワイヤーが使えることになり、納得できる取り回しができた。 |
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