XJ900の爽快チューン
2010年7月24日 - キャブレターのプーリーを改造し、XJ750Eのスロットルワイヤーを装着   
     
 ブレーキまわりは一段落とし、今日から一連の改造の続きである。スロットルワイヤーの取り回しも何とかしなければならない。
 スロットルワイヤーについては、軽さよりも、ハンドルを切ったときの遊びの変化が少ない取り回しが望ましい。 従来は900の純正ワイヤーを使い、とくに不満のない取り回しができていたのに、ステアリングヘ
ッドパイプ直前にレクチファイア・レギュレターをマウントしたおかげで、見直さざるを得なくなった。
 レクチファイア・レギュレターを移設後、 しばらく900のワイヤーと格闘して、我慢できそうなレベルの取り回しは見つけていた。しかし、もうちょっと長いワイヤーも試したくなり、XJ750Eの物を入手。比べてみると、全長は750Eのほうが予想以上に長かった。ただ、インナーとアウターの差は900のほうが1cm以上大きく、ワイヤーのアジャスターでごまかせる範囲を超えていた。
 キャブレター側のワイヤー受けを下げようにも、これ以上下げるとプ
ーリーに接触する。仕方がないからプーリーに穴を開けた。もとのタイコの位置だと、全開状態でも45度近くプーリーにワイヤーがかかっていたので、45度進めた位置に穴を開けても問題はない。 4.8mmのドリルで慎重に穴を開け、 丸ヤスリで6mmまで広げ、最後にノコ歯を使って一部を切り欠き、完成とした。
 これにより、めでたくXJ750Eのスロットルワイヤーが使えることになり、納得できる取り回しができた。

ライトステーの外を通ってからフォークの内側に入り、バッテリー脇に達するスロットルワイヤー。上品さに欠ける感もするが…。
ワイヤーの“受け”をこれ以上下げるとプーリーに干渉するので、タイコ穴を追加。3個並んだ最も左が新設した穴である。


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