XJ900の爽快チューン
2010年10月26日 - ケーブルグランド(キャプコン)が届き、端子箱作り再開のはずが…   
     
ドイツLAPP社の“メタルスキントップ”という金属製ケーブルグランド。樹脂製よりもナットの二面幅が小さいのが決め手だった。卓上シミュレーション時に撮影した写真に、フレームとリアフェンダーの位置を記入。赤▲印部には幅数cmの余裕がある。
 24日のダイアリーに“ネット通販で注文を済ませた”と書いたキャプコン(ケーブルグランドと呼ぶほうが一般的らしい)が届いた。月曜朝イチに電話で注文ミスを修正した後すぐに発送してくれたらしい。ケーメックス・オンラインショップの対応は、なかなか気に入った。
 届いたケーブルグランドは、メタルスキントップ MS-M/Mネジ/標準型というヤツで、取りつけネジ径16mmのが7個、12mmのが2個、ナットが要数である。さすがドイツ製…と唸らせる細部の造作は期待以上だった。
 チャンネルの外幅が25mm、厚さが1.5mmだから内幅は22mm。そこに3mm厚のポリカ板を貼っているから、残る19mmの隙間に、二面幅19mmのナットはピタリと嵌まってくれる。
 さっそく端子箱の側面に穴を開けてケーブルグランドを取りつけ…と

流行る気持ちを抑え、再度、どこにどのサイズのケーブルグランドをどの向きに取りつけるかを、現物を使
ってシミュレートした。今回は卓上に置いた状態だけでなく、実際の装着位置に仮止めしての確認もした。
 その結果、左側面(右上の写真の左側)の後ろ寄り(右上の写真では下寄り)の1/4〜1/3程度は、フレーム(バックステー)との隙間が小さく、ケーブルグランドの入るスペースがないことがわかった。
 もうひとつ、底面に取りつけようと思っていた3個のケーブルグランドは、スイングアームとの隙間がかなり小さく、きつく曲がった配線のすぐ下でスイングアームが動くという、あまり感心できないレイアウトになることもわかった。
 ひとつ目の問題の解決には、左側面に取りつける予定の4個のケーブ

ルグランドのうち、テールライト部の端子台に向かう5芯のキャブタイヤを通す1個を、リアフェンダー左脇の背面(右上の写真の印)に取りつけるのが良さそうだ。
 ただ、この位置から真後ろに向か
って配線が出たのではブサイクなので、直角に曲がったケーブルグランドはないか…と探して、別メーカーの製品を見つけた。ナットの二面幅が22mmで、19mmの隙間に入らないから、今日届いたナットに交換すればよい。幸い、どちらもM16×1.5のメ
ートルネジだから問題はないはず。
 ふたつ目の問題は、もう少し考えることにした。たぶん、部分的(端子箱の前寄り)に底面から張り出した箱状の突起を設け、そこの前面に横向き(前に向かって配線が出る)にケーブルグランドを取りつけて解決しそうな感じである。


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