XJ900の爽快チューン
2011年2月17日 - 端子箱内結線作業の前に、入りきらなかったときのことを考える   
     
エアクリーナーボックス後半のフィルターケースを外し、シート下端子箱を上から見たところ。端子箱内の端子台に56本の配線を接続し、フタを閉めるのは難作業になりそうだが、これが終われば新作電装系は完成なので、気合いを入れて臨みたい。
 すっかり忘れていた前後のブレーキスイッチ&クラッチスイッチのおかげで、約半月遅れになった端子箱内決戦。誤変換ではなく、これは、私にとって、今回の電装系大改造において、まさに決戦である。
 すでに作業を完了した各部の端子台や電装パーツから、この端子箱に集まってくる配線の本数は56。

 10月22日に取り回しを検討したときは、55本を9つの束にまとめていたので、何とかなりそうな気がしたのに、今、こうやってバラの線が集まってくると、本当に何とかなるのかどうか疑わしくなってきた。
 で、何とかならなかったとき、つまり、端子箱内にすべての配線が収まりきらなかったときにどうするか

を前もって考えておくことにした。
 これまでに作ってきたいろんな物は、第1作がダメだとわかってから第2作を考えていたのに、ここではあらかじめ代案を考えておきたい。
 その理由は、例えば端子箱に配線が入りきらず、別に箱を追加するとして、それをどこに置くか、どれくらいの本数をそちらに振り分けるか
3個並んだSSRへの配線は、ソケット底部から裏に回し、ソケット支持プレートの背後で1本にまとめ、端子箱に向かわせた。引き出し式マウントなので、サブハーネスには余裕を持たせ、S字のフック(自作)を用い、隣のサブハーネスと整列させた。
を考えておかないと、切ってしまったあとで配線の長さが足りないとわかり、もとから引き直さなければならない…という、超メンドクサい事態に陥らないとも限らないからだ。
 それだけは、どうしても避けたい(笑)。そこで、今、端子箱の容積増大と別の箱を追加の2とおりの対策を考えているところである。

 しかし、どうやら、どちらの対策もかなり難しく、無理やりにでも現状の端子箱に押し込むしかなさそうな気もする。同じサイズの端子箱をもう1個用意し、56個の丸型端子を捨てるつもりで、実際に56本の配線を結合してみて確かめるのが最善の方法かもしれない。またしても、どちらがメンドクサいかを考え、メン
ドクサくないほうを選ぶ…という、メンドクサがり屋ならではのシミュレーションをするかもしれない。
 RACERS、ロードライダー、バイカーズステーションの3誌の原稿を書き終えた直後の今こそ、決戦に最適の時期なので、早めに結論を出し、気持ちの余裕を持って最後の難作業にとりかかりたいものである。
新品のコネクターを使って延長したイグニッションコイルの一次側リード線は、ビニールチューブに通してサブハーネス化。一次側リード線の途中を、コイル取りつけボルトで共締めしたフックで押さえる。この部分には軟質ビニールチューブを嵌めた。


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