XJ900の爽快チューン
2011年4月17日 - 姪っ子用に落札したビーノで、兵庫県高砂市から自宅までツーリング   
     
姪っ子のビーノ・デラックス・ホワイトバージョン(左)と、娘Aのオレンジビーノ(右)。あとで乗り比べてみて、エンジンの静粛性/操安性とも娘Aののほうがよかったので、ちょっぴり安心。連休明けの納車までに、姪っ子のにも同レベルまで手を加える予定。
 娘Aが追突を避けるために路肩に放り投げた(本人のみクルマに突っ込んだ)ウチのビーノより、はるかにきれいで、セル一発でかかったエンジンのアイドル音も静かで安定している。おまけに、引き取りに備えて軽整備&洗車をしてくださったらしく、気になる箇所は皆無だった。
 出品者(元オーナーのお父さん)は、とても気さくな方で、引き渡しにつきあってくださった奥さんも交えて話がはずみ、予定より1時間ほど遅れて高砂を出発した。
 あとは、最初に見つけたセルフのスタンドで給油、加古川のマクドナルドでブランチ、西明石駅前のスタンドでフロントタイヤの空気補充をしつつ、延々下道を走り、阪奈の登り口にあるRSタイチ本店前まで。
 道端でエアファンネルをいじっていた NSR50の兄ちゃんに「原チャで阪奈通ってええんか?」と聞くとOKだったので、そのまま、この日最大の難所である阪奈の登りに挑んだ。
 日曜日の昼下がりには、信じられないほど遅いクルマがいるもので、急な登りでは50km/h以上ビタ一文出ないビーノでも追いついてしまう。ビーノではなく、そんなクルマの遅さにイライラしながら、隙を見ては1台ずつ追い越し、峠を越えた。
 そこから先は、アップダウンを繰り返しながら延々と直線が続く、阪奈道路の奈良県側区間だ。60km/hを超えてリミッターが効くと58km/h近辺まで減速するので、効かないように気をつけながら走りきり、快適かつ新鮮な、128km/4時間半のツーリングは無事に終了。自分専用に、もう1台欲しくなってきた(笑)。
 同居している妹の娘が、この春から一人暮らしを始め、通学の足に原チャが欲しいと言い出した。ウチからそう遠くない大都市のベッドタウンと化した衛星都市に住み、その郊外の丘陵地にあるキャンパスまで、バスで20分ほどの距離の通学&バイト先への往復が主な用途らしい。
 元・ヤマハ原付免許教室の講師&現・娘Aのビーノ担当メカニックの伯父がいるという理想的環境(笑)ゆえ、話はとんとん拍子に進み、ヤフオクで見つけたビーノ・デラックスホワイトバージョンを希望落札価格で大人買い。出品者がお住まいの兵庫県高砂市からウチまで、回送ツーリングを楽しませてもらった。
 エンジンの4スト化を機会にフロントフォークがテレスコピックにな
ったビーノに乗ったことのないひとには、 原チャでの100km超の移動は

辛く、しんきくさいものに思われるかもしれない。だが、ときどき娘Aのビーノを借りて、それがどれほどの動力性能/操安性/乗り心地なのかがわかっている私には、高砂から乗って帰ってくるなど、ちっとも苦痛ではなく、むしろ楽しい道のりになるだろうと思われた。
 おまけに、往路は、新大阪から加古川まで、あのスリリングなJR西日本の新快速に乗れるとあって、元・
鉄ちゃんの伯父さんは、この日をとても楽しみにしていたのであった。
 出品者のご厚意により、先に送っていただいた書類をもとに登録を済ませ、真新しいナンバープレートと何点かの工具、そして万一のときのためにエンジンオイルの1リットル缶をバッグに詰め、快速〜新快速〜
快速を乗り継いで高砂へ。そして、駅前で白ビーノとごたいめ〜ん。


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