先行アップした写真だけご覧にな って期待してくださった皆様には申しわけないが、この2011年型RC212Vが登場するのは、次号ではなく次々号の予定である。もともと4月号の企画として撮影や取材の根回しをしていたところ、急きょ、撮影のみ、車両の都合がついたこの日に行うことになったという次第。後日の開発者インタビューと合わせて、掲載は 3月1日発売の4月号になる予定だ。 例によって編集部奥の常設スタジオに搬入されたマシンを、平野カメ |
| ラマンが撮影する隙を狙って観察する。第一印象は大柄になったこと。ただ、大柄と感じるのは長さと高さに関してであり、幅、とくに下半身のスリムさは、 かつての250ccマシン並みといっても過言ではない。 外装パーツを外して驚いたのは、エンジンの“見える”部分が減っていることだ。それはとくに左サイドに顕著で、211Vの頃はタンクカバー内の前寄りにある吸気エアボックスまわりに集中してマウントされていた電装パーツの多くが、エンジン左 |
| サイド(カウリングとの間)に移設されているからである。 では、電装パーツを追い出して稼いだスペースを何に使ったか…。残念ながらタンクカバー内部は撮影も観察もできなかったので、今後の取材で解明できれば、その結果を4月号(予定)の誌面にて報告したい。 その他の、撮影/観察が充分にできた箇所については、以前のBS誌のレーサー解説記事と同じく、たっぷり誌面を割いて詳細をご覧いただけるようにする予定である。 |