XJ900の爽快チューン
2012年5月12日 - 水銀灯の下で目の保養。1969年型トライアンフと最新型YZF-R1
     
スターバックスコーヒー大和高田店の駐車場にて、1969年型トライアンフT120R、okaken号を取り巻く夜会常連の面々。
 毎月第2土曜(例外あり)の夜9時から、京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山あたりから遠くない場所に集まっているバイク乗りオヤジ(例外あり)の定例夜会。今回は久しぶりにスターバックスコーヒー大和高田店での開催となった。和歌山や大阪府南部からのアクセスに便利…ということで選んだ場所ではあるが、ウチからも1時間以内で行け、ナイトランにほどよい距離である。
 この日のXJ900は、 ツーリングステーションから帰ってきたままロクに掃除もせず、大急ぎで塗装したフロントフェンダーと前後のタイヤ&ホイールを交換し、キャブセッティングを変更しただけの汚い状態。おまけに、夜になって少々冷え込んできたので、真夏と同じキャブセッテ
ィングでは 2500rpm以下のスロットルレスポンスが悪く、走りづらい。
 スタバに着いて、まだ謹慎処分が解けていないはずの“とん”さんが修復の終わった RZV500Rで来ているのがわかった。いいのかな〜? 奥

さんにバレても知らないよ〜(笑)。
 私のあとから、BMW R1100Sのなっしょさん、練習用のオフ車(機種不明)のkei-1さん、 修復中のYZF-R1のごんべえさん、今回はクルマの
っちゃんが続々と到着。テラス席でわいわいやっていると、しばらくしてokakenさんが、路上デビューしたばかりのトライアンフ T120Rで颯爽と登場。「あ、okakenさんや!」の一声で全員が席を立ってokaken号を取り囲み“あ〜だこ〜だ…”と、水銀灯の明かりに照らされた1969年型T120Rを穴があくほど眺め回した。
 もとのコンディションも悪くなか
ったとはいえ、短期間でここまでピカピカにしたokakenさんの磨き術にまずは感服。次いで、ストイックな英車マニアが怒るかもしれない、走りを重視した(信頼性向上のため)点火系のフルトラ化や照明系電装に施された改造の数々を、作者okakenさんの解説つきで観察。そして最後は、 T120Rオリジナルの各部のメカニズムやデザインを鑑賞。偏屈オヤ

ジが多く集まる夜会でも、1台のマシンを、参加者全員で、これほど長時間愛でたのは初めてである。
 トライアンフショーが終わってテラス席に戻ると、そのタイミングを狙っていたかのようにow70さんが登場。こちらは、降ろしたての最新型YZF-R1だ。どこに停めようか…と、中途半端な場所でにマシンを停めてきょろきょろするow70さんのことなど構わず、一同でR1を取り囲み、視姦と触診が始まった(笑)。
 なるほど、ここからここまでがステッカーやねんなぁ…。ふむふむ、ごんべえ号と比べて、ここんところの重ね具合が変わっとるわ…。おお
っ、これはホンマモンの50周年記念エンブレムやん…。などなど、ええ歳したオッサンがやってることは、友達が新しく手に入れたオモチャで遊ぶ子供と変わらない。
 40年以上の歳月を挟んで造られた2台のマシンを眺め、その間に変わ
ったことと変わらなかったことに思いを馳せた6月の定例夜会だった。
ow70さんの最新型YZF-R1。これまたみんなで取り囲み、外装パーツの造形やカラーリングを眺めたり触ったりした。XJ900、RZV500R、R1100S、YZF-R1が並んだ駐輪場。XJ900は、フロントフェンダーのみ新色パーツを装着。


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