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| いが、装着時にとんでもない失敗をやらかしてしまった。2番のフロートチャンバー底部がクランクケースに接触した状態で無理な力をかけたために、接着剤で留めていたプレート(バイカーズステーション2007年6月号P.94参照)が剥がれてしまったのだ。ガソリンだだ漏れである。 スペアがなければ、また前と同じようにアルミ板を切って接着しなければならないが、幸い、フロートチ ャンバーのスペアが何個かあったので、今度は前よりもうまくクランクケースに当たる部分だけを削り落とし、直径3mm程度のドレン穴に栓をするだけで使えるようにした。 栓の材料を物色すべくホームセン |
| ターに行き、おあつらえ向きの、直径3mmのハンダの丸棒を見つけた。それを差し込み、両端を半田ごてで溶かして丸め、さらに内側に“にじみ”防止を期して接着剤を盛った。 以前使ったコニシボンドのMOS7が見当たらなかったので、売ってる中で最も性状の近そうな、セメダインのEP001Nを試してみることにした。パッケージを見る限り、耐ガソリン性についての記述はないが、ウェブで調べたところ、MOS7と同じくエポキシ+シリコンらしく、おそらく耐ガソリン性も良好に違いない。 EP001Nの硬化を待ってキャブを装着し、何とか11日の初ツーリングに間に合わせることができた。
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