振動の低減も顕著で、 2000rpm以上 3000rpm以下での定速巡航時と、3000rpm からのエンジンブレーキ時の“滑らかな回りっぷり”は、過去に経験したことのない(オートバイのエンジンとは思えない)心地よさを味わわせてくれる。 よいことばかりではない…といって、悪いことと断言はできないが、点火時期(進角特性)に敏感になっているような感じで、スロットル開度とエンジン回転数の変化により、現状の点火時期の適/不適がはっきり現われる。いよいよ TPS(今使っている BSR37キャブには装着されているが不使用)に対応した ECUの導入が急務となってきた。 |
| 他に報告すべき点は、 200km少々のこの日のツーリングの全行程を通じて、アイドル回転が上がり続けたこと。止まるごとにアイドル調整ダイアルを戻し、 1050rpmに合わせても、次に止まると 1200rpmあたりまで上がっている。これを10回以上繰り返した。熱的には、どんなに長くても30分も走れば安定するはずだから、このアイドル回転の上昇は、各部にアタリがつき、フリクションロスが減ったのが原因と考えるのが素直だろう。翌日エンジンをかけたとき、アイドル調整ダイアルを締め込まなくてもよかったことも、上記の推測の補強材料である。慣らし終了後の燃費計測が待ち遠しい。 |