XJ900の爽快チューン
2008年3月2日 - 再び美山へ(慣らし第二段階)   
     
前輪が巻き上げた塩化カルシウム水溶液をエキパイの熱で乾かすと、塩化カルシウムコーティングのできあがり。即洗車した。
 ところが…である。オーバーホールの後、とくに 3000〜5000rpmあたりのトルクが増加しているような感じで、気持ちのよい範囲で最高の加速をしようとしても、 6000rpmの手前でシフトアップしてしまうのだ。
 なので、この日の周山街道では、トップギア 2000〜3000rpmでのウルトラスムーズなクルージングを楽しみつつ、ときどき 5500rpm近辺まで引っ張って加速感を味わうという、きわめて平和な走りに終始した。
 帰路、片側2車線の空いている道路で、トップギア 3000rpmからの全開加速を数回試してみたところ、今までになかった(感じなかった)問題点に気がついた。

 高速域で勢いよく加速しているときの、車体の安定感不足である。ふらつくとかハンドルが振れるとかいう具体的な症状ではない。ただ、その速度域で加速をやめて定速走行をしているときのような、たっぷりした安定感が、加速中にももう少し得られないものか…。
 もう少し鈍感でもよい低速時の倒し込み初期のステアリングレスポンスとともに、以前は気にならなかった細かな車体まわりの“アラ”に気づきやすくなっているようだ。
 前後ショックのセッティングに手をつける前に、車体の前後または上下方向の重量配分をいじってみるのがおもしろそうな気がする。
 1000km点検の後の慣らし第二段階は“2000kmまで 6000rpm以下”に決めた。攻めた走りのシフトダウン直後や高速道路での追い越しの一瞬を除き、 6000rpm以上回すことは今までになかったから、 6000rpmに抑えた慣らしというのは、私にとって、普通に走ってよいということだ。


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