XJ900の爽快チューン
2008年3月23日 - 周波数を考えてみる   
     
京都市内の賀茂川と高野川の合流点にあった鯖街道口の石碑。後方は大文字山。本文とは何の関係もない写真だ。
スの上下合わせ面、シリンダー/シリンダーヘッド/シリンダーヘッドカバー/左右のクランクケースカバ
ー/オイルパンなどの取り付け面からオイルがにじんでいないか確認をした。どこにも問題はなかった。
 夜になって、エンジン各部の周波数一覧表なるものを作った。エンジン回転数は、なぜか “rpm”つまり毎分何回かで表される。ところが、振動や音は“Hz”つまり毎秒何回かである。エンジンの振動を考えるときに、これではややこしいし、直感的でもない。そこで、エンジン回転数が何rpmのときに、どこが何rpmで回転しているか、そして、それらの毎分の回転数は、毎秒に直すとどう

なるかが一目でわかるようにした。
 例えば 3000rpm(もちろん、クランクシャフトが)のときの、 XJ900の各部の毎秒回転数は、クランクシ
ャフトが50、カムシャフトが25、クラッチが15、5速時のミッションカウンターシャフトが18.5、ミドルドライブギアが14.3、同ドリブンとドライブシャフトが13.5、リアホイールが4.5といった具合である。
 特定の回転数で気になる振動が出た場合は、その周波数を(当然ながら体感によって、である)測定し、あとでこの表に照らし合わせてみれば、どこに問題があるかの参考程度にはなるだろう。rpmよりrpsのほうが、このテの思考には便利である。
 今日は墓参りと仕事で、バイクには乗らず。昼間に10分ほど眺めただけだ。昨日の走行では、オーバーホ
ール完成後、最も高回転まで回したし、温度も今までで最も高くまで上がったはずだから、念のため、点検窓を覗いてオイルレベルとオイルの色をチェックした後、クランクケー


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