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| に、ハンドルポストの下に2mm厚のワッシャを3枚入れ、ハンドルバーの下側に3cmのゲタ(CB1000用ポストのボルトを切断したもの)をかませてはいたが、それをスタート地点に微調整をするつもりが、その後の慣れと忘れにより放置していた。 それを今さら変えてみようという気になったのは、名田庄で試乗させてもらった XJR1200むらかみ号のせいだ。跨がった瞬間に、 我がXJ900よりも明らかに近く低いと感じたグリップ位置が、ひとたびコーナーに入ると、マシンからの情報を得るにもアクションを伝えるにも最適に感じられたからだ。ハンドル位置だけ似せてみたところで、あの素晴らし |
| い操安性が真似できるとは思えないが、少しでも近づけば御の字だ。 ゲタを外し、ハンドルが3cm低くなった状態での試乗はしかし、良いことばかりではなかった。確かに、アクションは伝えやすいし、マシンからの情報も伝わりやすい。が、その情報が押しつけがましく、状況によっては嫌味に感じる。 やはり、むらかみ号の操安性は、足まわりのセッティングとライディングポジションの、絶妙なバランスの上に成り立っているのだろう。 …というわけで、今後しばらくの間は、 XJ900の現状の足まわりにベストマッチするハンドル位置を探っていきたいと思っている。 |