XJ900の爽快チューン
2008年5月27日 - タンクキャップ修理(ガソリン漏れ対策)   
     
XJ900のシート上に並べたタンクキャップの構成パーツ。ブルーシートでできたベトナムガレージ内では、どの写真も青く写る。
いセルフのスタンドでギリギリいっぱいまでガソリンを入れ、80km/hを保ったまま 高速道路上を100km以上走り続け、高速を下りてすぐにセルフのスタンドでギリギリいっぱいまで(前回と同じところまで)ガソリンを入れる…というのが、過去の燃費チャレンジの方法であり、次回も同様にしたかったのである。
 とりあえずバラバラにしてチェックすると、キーシリンダー底部外周にあるシールが収縮し、隙間ができているのがわかった(写真:下左)。ブリーザー(下中)には問題なく、念のためにこの状態で振ってみると、カタカタとチェックバルブが動く音(正常な証拠)が聞こえた。ブリーザープレートとキャップ本体の間に挟まれ、ラビリンス(迷路)を構成するガスケット(硬化してボロボロになりやすい)も異常なし。
 たまたまキーシリンダー底部にぴ
ったりのOリング(内径12mm)を持
っていたので、シリコングリスをた
っぷり塗って隙間に入れ(下右)、ワ
ッシャ(写真上の中央)で無理やり押さえつけて組み立てたところ、キ
ーの回転は少々重くなったが、漏れは完全に止まった。
 タンクキャップからのガソリン漏れ…と、一口に言っても、実はいろいろある。フィラーキャップの縁とキャップのパッキンの間のシール不良、ブリーザーの機能不良、キーシリンダー底部のシール不良。 XJ900の場合、これら3つがキャップからのガソリン漏れの原因となる。
 しばらく前から、満タンにしたあと、あまり距離を走らずに(ガソリ

ンを消費しないまま)停車し、サイドスタンドで停めておくと、キー穴周囲からガソリンがにじむことが多かった。だから、最近は給油に行ってもギリギリいっぱいまでは入れずに、余裕を持って切り上げていた。
 それを、思いついたように修理する気になったのは、近々、久しぶりに燃費チャレンジをしようと思っているからだ。インターチェンジに近
2本のツノが回転し、L字型のロックレバーを動かす。白い丸はフィルター。その対向位置にチェックバルブがある。内径はピッタリだが、少々太いOリングを無理やり押し込んだ。


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