XJ900の爽快チューン
2008年5月28日 - 好燃費記録の変遷(過去の燃費データより)   
     
 燃費を良くするのは、爽快チューンを始めて以来、継続して取り組んでいる重要なテーマのひとつだ。
 ここしばらく、キャブレターセッティングや振動対策のテストのための開け開けの走りが続いており、キ
ャブをバラしたときのガソリンのロス(じょうごで空き缶に溜めて草刈り機に使用)やポッケへの“おすそわけ”が多かったこともあり、16〜18km/L台が続いているが、昨日書いた方法による“燃費チャレンジ”をすれば、かなりの好データが記録できそうな期待は持っている。
 この“燃費チャレンジ”は、過去に4回行っており、それ以外で記録を更新したのは3回。燃費が良くなりそうなチューニングをするごとに記録しているから、何がどれくらい効いたのかを振り返ってみたい。
■2003.11.26 / 19.27km/L
強風の中、 高速道路を106kmにわたり、普通に走ったときの記録。当時はこれが最良であり、どうやっても20km/Lを超えることはなかった。
■2004.10.10 / 21.20km/L
BITO R&D取材の帰路。BS誌編集部のハイエースと高速道路を伴走し、初

めて20km/Lの大台に乗る。電装系をウオタニのパワーコイルキット+ブリスク+カーマンに交換した直後。
■2005.05.06 / 22.06km/L
周山街道〜美山〜名田庄〜小浜〜鯖街道という、郊外の一般道主体のソロツーリングで記録。このころのエンジンオイルはニューテックのNC40 5W-30。 初使用のピレリ・スポーツデーモンに交換直後で、 Mr.グリップマンを塗り空気圧を以前より高め(前2.3/後2.5kg/cm^2。以後これが標準になる)に設定。
■2005.08.05 / 24.20km/L
クランクケース内強制減圧システム取り付け直後、一般道と高速道路走行が混在したツーリング中(全行程荷物満載。雨中走行あり)に記録。このころの使用オイルはニューテックNC41 10W50。
■2005.08.12 / 27.32km/L
クランクケース内強制減圧システムが燃費改善に与える効果を確かめるべく、高速道路上を100〜120km/hで147km にわたって連続走行したときの記録。このときはまだ、その後の燃費チャレンジほど厳格に速度を一定に保ったテストではなかった。

■2005.10.01 / 27.68km/L
高速道路を196kmにわたって 80km/h一定で走ったときの記録。使用オイルはニューテックNC41とNC40の半々のブレンド。2セット目のスポーツデーモンに交換直後だった。
■2006.06.13 / 29.71km/L
前回同様、高速道路を80km/h一定で 145kmに わたって走行したときの記録。この年の5月からエンジンオイルをアッシュ(FSE 10W-50)に変えた。前回の燃費チャレンジ後、車重の左右不均衡の解消や操舵系の大改造(Hi-Ef ステアリングヘッドと命名)など、車体まわりの改造多し。
■2006.10.03 / 30.42km/L
高速道路を80km/h一定で 188km走り続けたときの記録。前回以後、キャブレター負圧ピストンダイアフラム下側室を大気開放。穴が大きすぎたので、この燃費チャレンジの前に少し絞った。XJ900・STDのBS36キャブによる燃費チャレンジはこれが最終回。このころの街乗りの平均燃費は今より1km/L程度良いが、4000rpm以上の使用頻度に格段の差があることを考えると、次回はこのデータを軽く超えそうな気がする。


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