XJ900の爽快チューン
2008年7月21日 - 前後タイヤ&車体まわりのベアリング交換の日   
     
スリップサインどころか、センター溝がなくなりかけていたリアは、問答無用で交換。フロントはスペアホイールに新品を組む。
ールドタイプだったのに、 SRXのホイールから出てきたベアリングは片面鋼板シールド。SRXはこれがSTDなのか、ホイールの元のオーナーが片面鋼板シールドに替えていたのかは不明だが、片面鋼板シールドを使えなかったのが少々心残りだ。
 最後に前後のタイヤを交換した。やはりスポーツデーモン(だけでなく、ピレリのタイヤは…というべきか)は、いつ見ても素晴らしく真円度が高い。バランススタンドにセットして回しているだけで、あの気持ちよい転がりっぷりを思い出す。
 今日の作業はここまで。明日の作業は、外したパーツを全部組みつけてマシンを完成させることと、仮ナンバーを借りること、そして陸運事務所に構造変更&車検に必要な書類をもらいに行くこと。ブレーキキャリパーのオーバーホールは、車検後にゆっくりしたほうがよさそうだ。
 グローリーホールには、少し前に注文した3個のピストンと3セットのピストンリングも入荷していた。ボアは71.5mm。しばらくは眺めるだけの日々が続きそうだ。
 予定どおり、昨日取り外した前後ホイール、ステアリングステム(アンダーブラケットコンプリート)、スイングアームの4点と、ストックしていたベアリング類をクルマに積み、グローリーホールへ向かった。
 エアコンプレッサー、ビード落とし、バランススタンド、各種ベアリ

してステアリングシャフトを圧入。これでステム関係の作業は終了。
 次はスイングアームだ。テーパーローラーベアリングのアウターレースを抜くのに少々手間どった。ベアリングプーラーセットに付属のアタ
ッチメントに、こんなに大径のものがなかったからだ。が、先端がL字
ングプーラー、油圧プレス機などを貸してもらい、エアコンの効いた室内で作業させてもらえたから、今日の整備環境は極楽だった。
 まず最初にステアリングステムを油圧プレス機にセットし、ステアリングシャフトを押し込んで下側ベアリングのインナーレースを外し、続いて新しいインナーレースをセット
型に曲がったスライドハンマーがあ
ったので、それを借り、何とか外すことができた。新品アウターレースは、ボックスソケットを当て、銅ハンマーで叩けば簡単に圧入できた。
 ホイールベアリングと関連パーツの交換もスムーズにいった。 XJ900のパーツリストで調べて注文したフロントのベアリングは両面ラバーシ
あるうちに買っとけ! …と、勢い余って注文したXS850のピストンとピストンリング。いつかこれを使う日がやってくるのだろうか。


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