XJ900の爽快チューン
2008年11月22日 - ラルゴ・コン・モート   
     
カエデの赤よりもイチョウの黄色が好きだったはずなのに、通りすがりにこの大木を見つけてからは、紅葉を楽しみに待っていた。
 久しぶりにバイクに乗った。11月10日以来、12日ぶりである。壊れてるわけでも車検が切れているわけでもないのに、10日以上乗らなかったのは、このバイクでは初めてだ。
 今日も本当は乗らないはずだったのに、この天気。午前中だけなら、あとのスケジュールに影響なさそうだったので、近場に紅葉狩りツーリングに行ってきた。…といっても有名観光地ではなく、道端に1本だけ生えているカエデの木の下で、上の写真を撮りに行っただけである。
 久しぶりなので、出発前に、タイヤの空気圧だけ点検&調整した。こ

のところ冷え込みが激しかったせいか、 12日前に2.3/2.5kg/cm^2に合わせたばかりなのに、 前後とも2.0にまで低下していたので、今日は前を2.4、後ろを2.6にしてみた。
 で、いつもの和束川沿いの道を走りだすと、これがなかなか良い。スポーツデーモンを初めて履いた頃にあれこれ試した末、2.3/2.5を自分の標準に決め、以後ずっと変えていなかったのだが、その後、車体まわりの仕様が変わっているから、今はもう少し高めのほうがマッチングが良いのかもしれない。
 エンジンの調子はさらに良くなっ

ている。オイル交換後の走行距離が1000kmに達し、ここから3000kmあたりまでは上り調子なのに加え、気温の低下により、パイロット系のセッティングが微妙に良い方向にズレたのと、何より、空気密度の高さのおかげであるに違いない。
 今日はとりわけ、 2000rpm以下、中でも800〜1500rpmあたりの、一発一発の燃焼圧力を感じるような走りが最も心地よかった。トップギアなら20km/h弱から35km/hの間である。ラルゴ・コン・モート(極めて遅く動きをつけて)な走りこそ、今日のXJ900にはふさわしかった。


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