2008年11月22日 - 単管+波板ガレージ造り(その1) | 構想と材料調達(マルイチの単管) |
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| が整備室、右側が車庫の予定だ。 奥行きは、縦に入れたバイクの前後を人間が通れるのが理想だが、クルマに積める単管の最大長が4メートルなので、それを切りも足しもせず片流れの屋根を造れる寸法にしたかった。15%勾配とヒサシの張り出しによる減寸を見込むと、奥行きは約3.5メートル。 充分とはいえないが、さほど窮屈でもないだろう。 高さは“できるだけ低く”が条件である。美しい構造物ではない安普請のガレージだから、外から見て目ざわりにならないようにしたかったのだ。低いほうが風にも強いはず。 こうして寸法が決まった後、何メ ートルの単管が何本必要かを考えるための絵を描いた。あとは現物合わせ…というと聞こえが良いが、行き当たりばったりである。図面を描くなどというのは、元になる知識も経験もないから無理な話。土曜のうちに3軒のホームセンターを回り、あらかじめ調べておいた“何はどこの店が安いかリスト”に基づき、単管/直交クランプ/直線ジョイント/固定ベースなどを購入した。 コンクリートブロックの側面に単管を固定する方法がわからず、にえさんに聞いたところ、そんなのは想定外の使い方だそうだ。これについては一晩考えることにした。 |
本格的な冬の到来前に、今年は何としてもガレージを造りたかった。エンジンのオーバーホールでさえ、2本の物干し竿の間にブルーシートを貼った通称“ベトナムガレージ” でできたのだから、やる気さえあれば、どんな環境でも整備はできる。 とはいうものの、あのオーバーホ ールは、元はといえばスタータークラッチの故障修理という、バイクに乗るための“必要に迫られた”整備の“ついで”にしたまでのこと。 調子よく動いている今となっては |
| 構造については、最初から“単管を組んで波板を載せる”に決めていた。鋼管のスペシャリスト・にえさんと、単管ガレージのマイスター・かわぐちさんがいるからだ。もちろん、面積あたりの材料費が安いというのも欠かせない条件である。 敷地内の、どこにどんな大きさ/形のガレージを造るかにもずいぶん悩んだ。が、結局、バイクとクルマと人の動線を大きく変えず、ガレージに出入りするクルマにとってはデ ッドスペースであるベトナムガレー |
何をするにも、あのときほどのモチベーションは沸いてこない。これから寒くなれば、なおさらである。 そこで、1年以上風雨にさらされたブルーシートがボロボロになったのをきっかけに、雨もりのしない新しいブルーシートの代わりに…的な軽いノリで、とりあえず雨をしのげるガレージ造りに着手した。 | ジを起点に、その右側の2台の不動バイクを置いている部分をカバーする場所/大きさ/形に決めた。 これだと、幅は約6メートル。6というのは2と3の最小公倍数だから都合がよい。奥の柱は安全性を重視して2メートル間隔で4本、中間と手前の柱は、使い勝手優先で3メ ートル間隔の3本ずつにした。左側 | |
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