XJ900の爽快チューン
2008年12月12日 - 単管+波板ガレージ造り(その8)フラップ取り付けと各部の“取り合い”
     
フラップの制作と全体の板張りを終え、マシンの出し入れをテスト。勢いよく駆け上がっても、道板/整備台ともビクともせず。
たので、ストッパーの制作には苦労した。開いた位置で容易に固定できるのはもちろん、フラップの上で大の大人が地団駄踏んでも大丈夫な強度を持たせたかったからだ。
 もうひとつ苦労したのは、整備台
/フラップ/ゲート枠/ゲート本体の“取り合い”である。ゲートが開いていても閉じていても、フラップを開いていても畳んでいても、整備台の回転に支障があってはマズい。
 それでいて、ゲートを開けてマシンの出し入れをするときは、できるだけ道板と整備台の隙間と段差を小さくしたい。どちらもかなり大変だ
った。大まかな構造はラフスケッチで検討したが、寸法記入などできるわけはなく、切った張った回した当たった削った…と、現物合わせで少しずつ詰めていくしかなかった。
 7日のダイアリーに“何とかクリア”と書いたのは、ゲートを閉じたとき、道板の基部にある凸部がゲートの下側枠(蝶番を固定している)に干渉するのを、左右の蝶番の間を切り欠くことで逃がせることに気がついたからである。これに関してはスケッチだけでは信用できず、模型を作って検討し、うまくいくのを確かめてから実物にとりかかった。
 整備台は幅60cmが使いやすい。だがそれは、マシンを載せた後の話であって、幅60cmの整備台のセンターにマシンを載せようとすると、押して歩くのに充分なスペースがない。
 周囲に邪魔物がない環境で狭い道板を使うのなら、床面を歩きながらマシンだけ押し上げればよい。高さ45cmだから、できなくはないが、かなり苦しい。せっかく広い道板兼用ゲートを造ったのだから、人車とも

に勢いよく斜面を駆け上がりたい。
 というわけで、整備台の両脇に幅25cmのフラップ状構造物を追加し、駆け上がった後の人間が歩くスペースを確保した。これなら、台上のマシンに跨がるときにも安心だし、サイドスタンドの張り出しが大きなマシンを載せるのも楽に違いない。
 両側のフラップを開くと、整備台の幅は約1メートルになる。開いたままでも回転できるようにしたかっ
時間対効果を考え、これ以上詰めるのは諦めた。ゲート枠に、道板の凸部を逃げる切り欠きを設けた。段差は満足のできるレベル。蝶番は102mmタイプ×4個


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