11日のツーリングと12日の朝練の後、油面を5mm低くし、リリーフバルブのスプリングレートは1ランク下げる代わりにプリロードを半回転(0.4mm)増やし、 インナーチューブの突き出しを0.5mm増やし、Mr.グリップマンを再塗布…という、やっちゃいけない多項目同時変更をして走ってみたところ、油面以外の変更は正解だったような気がした。 このときは、最近敏感な体内フロントフォークセンサーの中でも、高速作動時のダンピングにとくに敏感になっていたらしく、突起よりも凹みを高速で通過したときのショックが大きいような気がした。 |
| フロントフォークの動きは、突起では圧→伸、凹みでは伸→圧だ。凹み通過時のほうがショックが大きいのは、ひょっとすると、伸びが間に合わず、車体が前転する方向の力と路面からの衝撃の両方で圧縮されるからではないかと考え、高速作動域の伸び側ダンピングフォースを弱めてみようと思い立った。 カートリッジエミュレーターのチ ェックバルブが伸び側ダンピングフ ォースにまったく影響を与えていないとは思えないのも、伸び側を弱めてみたくなった理由のひとつだ。推奨サイズより小径の物を装着した私の場合は、なおさらだ。 |