XJ900の爽快チューン
2010年8月14日 - テールライトハウジング内に端子台を取りつけ、配線をまとめる   
     
テールライトステーが完成し、配線作業に着手。あとは5芯の給電ラインを上側の端子に振り分け/接続するだけだ。
 ステーが破損していたおかげで、予想以上に時間がかかってしまったテールライトまわりの配線。やりたかったのは今日の作業である。
 ヘッドライトケース内に引き込んだ配線が21本なのに対し、こちらは10本。だからスペース的には余裕である。角型コネクターやギボシ端子の代わりに端子台を使うのだから、外すのにドライバーが必要とはいえ

端子台の位置と向きは、端子の脱着しやすさを考えて決めたい。
 …となると、ここしかない。テールライトボックスに穴を開け、端子台を直接ネジ留めすれば簡単だ。12端子の端子台を使い、左右それぞれ端から4つ目あたりのネジとプレートを外し、穴をドリルでもめば、中間に取りつけネジ穴を持った3+6+
3の端子台ができるから、2つの山に

なった反射鏡裏面の膨らみの高いところでネジ留めできる。
 しかし、ヘッドライトケース内の作業により、フェノール樹脂製の端子台は非常に硬く・もろいことがわかったので、必ず強度部材を添わせて、できれば緩衝材を挟んで装着すべきではないかと考えた。
 そこで今回は、ヘッドライトケース内の端子台レイアウトをやり直す
簡素な造りの端子台マウントレールとブラケット。装着母体の剛性が低い場合、ブリッジは強固にしすぎないことが肝要。
得意技”になりつつある、アングル切り出し+リベット留めのブラケット。アルミ板同士のところよりも柔らかいリベットを使用。
端子台の裏面に粘着剤つき緩衝材を貼る。ポリカーボネイトの端子台は大型のものしか見当たらず、フェノールで我慢。
予行演習を兼ね、フェノール樹脂製の端子台を安全に使うための自己基準を設定するつもりで取り組んだ。
 まずは強度部材となるレールを配置し、端子台とレールの間に緩衝材を使用し、さらに、仮に端子台が割れてもバラバラにならないように、裏面に緩衝材のシートを貼りつけるという方法を採った。最後のは、クルマの合わせガラスと同じ狙いだ。

 レールは厚さ2mmの帯板、 レールを左右で支持するブラケットは得意のアングルからの切り出し+リベット留めという簡素な造りである。
 端子台の裏面には、 厚さ5mmの粘着材つきのフォームラバーシートを貼りつけ、レールへの端子台の取りつけには所定のM4小ネジを用い、ナ
ットの締め具合は、 5mm厚の緩衝材が3mmに圧縮される程度にした。

 こうした“ゆるゆる”締めの場合はネジの緩み止めが必要で、それには昔ながらのKE45(レースメカ御用達の、 信越化学の一液型RTVゴム)を、ナットからはみ出した小ネジの先端に塗ることで対処したい。
 フェノール樹脂製端子台のマウントに関する自己基準ができたので、続いてヘッドライト内の端子台配置の見直し/再製作にかかる予定だ。
テールライトステーにテールライトを装着。グロメット取りつけ穴φ13、外径φ20、ナットの二面幅10mmに最適の材料だ。ウインカー取りつけナットにかぶせたブーツの先が角パイプに密着。熱収縮チューブに通した2本の配線はパイプ内を通した。


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