XJ900の爽快チューン
2010年8月23日 - 日本国内に現存する初期型KR500を訪ねて   
     
1980シーズンを走った外装のままのKR500。オーナーはイギリスの愛好家が保存していたこのマシンを見つけ、逆輸入?した。
モノコックシャシーというよりは、燃料タンクを主部材としたフレームと呼ぶほうがわかりやすい。随所に手加工の跡が見られる。
フレームナンバーが2つあり、うちひとつは1979年製であることを示すなど、出生から現在に至るまで、謎の多いマシンだ。
 19日のダイアリーに少し書いたように、 初期型KR500が国内にある…という情報をキャッチしたわれわれは、目指すマシンを所有する愛好家の方を訪ねて、関東地方の、とある町の郊外へとクルマを走らせた。
 多くの、貴重なコレクションの中から出てきたのは、うわさどおり、19日に明石工場で撮影した1982年型とは異なるシャシー構造を持つ、正真正銘の初代KR500だった。
 撮影は、これまでのRACERSのマシ

ン写真と同じく、カウルあり/なしの4面+前後俯瞰、そしてそのマシンの特徴的な細部クローズアップを押さえた。それらの写真と観察結果については、RACERS第6号(9月24日発売)にご期待いただきたい。


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