XJ900の爽快チューン
2010年9月22日 - XJR1200/1300用スターターリレーをバッテリー脇に設置   
     
バッテリーの上側押さえ板(緩衝が主目的)の一部を切り欠き、スターターリレーをマウント。ブラケットの取りつけは未完成。
目をつけ、同車のスターターモータが定格0.65kW(XJ900は0.6kW)なのを確認して落札。大きさがわからないので、あれこれ設置場所を考えながら現物が届くのを待っていた。
 今朝届いた現物は、思っていたより少々大きく、残念ながらバッテリ
ーの上側押さえ板とフレームの間には押し込めず。だが、よく見ると、バッテリーの端子間にある凹みにピタリと嵌まるサイズだった。さっそく上側押さえ板を外し、リレーを凹みに押し込んでみると、フレームとの隙間も燃料タンクとの隙間も充分に確保できることがわかった。
 あとは、バッテリーの凹みに押し込んだリレーが浮き上がらないようにするだけだ。これには、もとからついているマウント用のゴムの帯を使い、両脇のスリットに差し込める形に切ったアルミのアングルで上から押さえつけることにした。
 バッテリーの+端子〜リレー間の常に+の電圧がかかっているケーブルを最短にすることができるうえ、右側ハンドルスイッチにつながるリレーの制御側ライン (SSRの制御側よりも大きな電流が流れる)も短くできるなど、この位置にスターターリレーを設置するメリットは多い。
 今回の電装系新作にはSSRを8個使う。ヘッドライトのハイとロー、ストップランプ、ホーン、ウインカーの右と左、ポジションランプ、イグニッション用の合計8個である。
 これにより、各部のスイッチは、負荷に流れる電流を直接開閉するのではなく SSRの制御側電流を開閉するだけで済み、接点を流れる電流を数百分の1にまで低減できる。
 ところが、もともとリレーを介し

ているスターターモーターの電源回路には、 定格50A、最大100A超と想像される大電流を開閉できる SSRの選定に悩んでいるところで、今回はSSR化を見合わせ、 とりあえず機械式接点を持つマグネット式リレーを使って完成を急ぐことにした。
 とはいえ、XJ900のSTDリレー(旧態依然としたデカい円筒形)ではおもしろくないので、オークションに安く出ていた XJR1300用のリレーに
うまい具合に、+と−の端子間に凹みがあり、そこにXJR1300用スターターリレーがピタリと嵌まったGSユアサGT7B-4。
凹みの幅は、マウント用(おそらくフレームから突き出したラグに差し込む)のゴムの帯を装着した状態でぴったりだった。
ancorの6 AWGバッテリーケーブルを取りつけたスターターリレーと、ゴムの帯に差し込んで上から押さえる急造ブラケット。


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