XJ900の爽快チューン
2010年10月10日 - 上側押さえ板を作り直し、イグナイターユニットのマウントが完成   
     
指先のリハビリを兼ねて、今日の製作物はイグナイターユニットの上側押さえ板のみ。ゴムバンドは“2T4”の文字からして、SA50・パッソルのバッテリーバンドと思われ、XJ900の車載工具箱を留めるのに使われていた物の流用。やや緩めなので、あと1cmほど短いのを探しているところ。できれば真ん中に音叉マークが入ったのが嬉しいのだが、どなたかご存じありませんか?
 8日のダイアリーに“明日あたりこの部分のみ作り直そうと思っている”…と書いたのに、1日遅れてしまったのは、ここを急いで作り直すよりも、少しでも全体の完成が早まるように、他の作業をしたからだ。
 どこをどうしたかというと、8日の写真にちらっと写っているフレームの突起(もとは工具トレイの足を差し込むためのもの)を切り落としたのである。突起がなければ、イグナイターユニットの手前に3個のSSRを並べてマウントできるからだ。

 で、昨日は突起を金ノコで切り落とし、切断面をヤスリとサンドペーパーで整え、塗装が剥げた部分にペイントをした。ところが今日、塗装が乾いたのを確かめると、どうしてもイグナイターユニットの上側押さえ板を作り直したくなり、 SSRのブラケットやその奥(フィルターケース下)に設置予定の端子台ケースはあとまわしになってしまった。
 本来なら、こんな押さえ板くらいささっと作ってしまい、 続いてSSRのブラケット製作にかかるはずなの

に、今日はここまでで作業終了である。一昨日、嬉しさのあまりクリップの脱着をやりすぎて(笑)、指先が痛くて押さえが効かないのだ。
 そんなわけで、珍しくゆったりペ
ースで押さえ板を作ったので、製作過程の写真を撮ることができた。バイスもコンターもボール盤もなくても、よく切れるノコ刃と各種のヤスリがあれば、この程度の物は手造りできるという一例として、ご笑覧いただければ幸いである。サンダルは止めたほうが良いだろうが…(笑)。
寸法を決めた後のケガキは、もっぱらノギスの先端で“シューッ”とやっている。ノギスが減るかもしれないが、気にしない(笑)。
バイスがあっても、金ノコで材料を切るときは、足で踏みながらやるに違いない。「サンダルは止めてよ〜」と言われるかも(笑)。
ノコ刃は、ずいぶん前にまとめ買いしたサンドビック製。他は使う気にならない。バリ取りしただけで使えそうな切断面である。
ヤスリはホームセンターで買った軟質材用。押すときに削るのは原則どおりだが、引くときも当てたままにして目詰まりを落とす。
直線的な角の面取りにはタングステンチップのスクレッパーを使用。設計図によくある“指示なき角は糸面取り”である(笑)。
角の丸めにはダイアモンドヤスリを使用。往復とも削れるのでイラチの私にぴったり(笑)。ヤスリを往復、パーツを回転させる。
上の写真はヤスリを押しているところで、この写真は引いているところ。対象物と接する角度が大きすぎるとビビりが生じる。
“さ〜て、このあたりで寸法チェックでもするか…”と、取りつけるべき位置にあてがってみたら、出っ張りすぎることが判明(笑)。
余分な部分を慌てて切断する。よく切れるノコ刃のおかげで、つま先と左手を併用して支えれば、片手でサクサクと切れる。
これは昨日の作業。車載工具箱の底から突き出た“足”を差し込む穴。最後まで利用を考えたが、結局切り落とすことに。
メンドクサいヤスリがけを少しでも減らすため、金ノコの切断面はパイプ表面ギリギリのところ。ここから先は手で引きちぎった。
鉄工用ヤスリはすぐに目づまりするので好きになれず、軟質材用のヤスリを使用。ペーパーがけは最小限にし、塗装した。


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