XJ900の爽快チューン
2010年12月5日 - 構造を再考し、加工精度を高めて継電器箱作りを続行   
     
 11月30日のケガは、その後カサブタがめくれて完治し、作業には何の支障もなくなった。その間も少しずつ継電器箱作りの続きをしているうちに、従来の、前後左右合わせて4枚のポリカ板を2本のアルミ角パイプでつなぐ構造が嫌になってきた。
 最初にしっかり設計せず、何とかなるだろう…と、いつもの調子で安易に考えていたツケが回ってきたのかもしれない。とにかく、そのままでは、左右のポリカ板の間、つまり中央のダクト部分のシール(風が通る=雨が降れば水が通る)が難しそうだし、角パイプ内のワイヤリングも大変そうな気がしてきたからだ。
 で、これらの問題を解決すべく構造を見直し、ポリカ板は前後各1枚にして中央に窓をくり抜いた形状にし、アルミ角パイプの中央部には大きな矩形の穴を設けることにした。
 前にも書いたように、雨が降れば雨水の直撃を受ける部分だけに、防水は重要だ。外せない箇所にはエポキシ・シリコン系接着剤、外せる箇所にはパッキンを使ってシールするとしても、最初からピタリと密着していたほうが良いに決まっている。
 そこで、構造を改めたのを機会に加工精度も高めることにした。…といっても、機械加工ではないから、削り〜測定の繰り返し回数を増やしただけである(笑)。以前は許容していた0.2〜0.3mmの誤差を許さず、各部材の外寸をノギスの測定限界以下まできっちり加工したところ、リベ
ット+ネジ留めだけでIP60程度の防塵性は得られそうな感じである。

230×136の裏板、236×136の表板、33×136の側板を切り出し、裏板に96×76、表板に90×70の窓加工を済ませた。
角パイプ内部に配線を通すのが大変そうなので、中央部に矩形の穴を設けた。下側は歪み防止のため中央にリブを残した。


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