XJ900の爽快チューン
2010年12月9日 - 細部にこだわりつつ、入手容易な材料で作るべく検討を重ねる   
     
裏板のみリベットを使って仮留めし、あとはガムテープで貼りつけた状態。とりあえず、継電器箱を構成するポリカ板の切り出しは、これにて終了である。上側のアルミ角パイプに新たに開けた2個の丸穴は、下側パイプの底面だけではスペースが足りなかった配線の取り出し口で、手前面中央部に見える長穴は、端子をネジ留めするときに、ドライバーの軸を通すためのもの。
 上下のアルミ角パイプ間に前後左右4枚のポリカ板をブリッジ状に渡すという当初の構造を改め、四角い窓の開いた前後2枚のポリカ板を貼り付けることにしたのは 12月5日に書いたとおり。表に出る“継ぎ目”
を、なるべく少なくするためだ。
 で、2枚の窓開き板に続いて、前後の窓をつなぐダクトの側面を形成する4枚の小さな矩形プレートを作り、さらに、 SSRが内側にズレないようにするための押さえ板を4枚作り終えて、これらを仮組みした。
 まるで水槽のようである。…と書

いたところで、気密構造の問題点を思い出した。いや、そんな大層な話ではなく、水が入りにくいようにするのはいいが、下手をすると、入った水が出ない…ということだ。
 ときどき、テールライトレンズの中に水を溜めたまま走っているバイクを見かける。あれなどがまさにそれで、 信号待ちで並んだXJ900のオヤジに「金魚でも飼うとるんか?」と嫌味、否、ユーモアあふれるご忠告を授かった少年もいる(笑)。
 しかし、ここでの問題はやはり、いかにして水が入りにくくするかで

あり、4枚の小さな矩形の板を組み合わせて作ったダクトの側面(四角い管状構造)を、どうやって前後の板に留めるかがキモである。しばらく作業が停滞していたのは、そこんところで悩んでいたからだ。
 が、何とかなりそうな方法が見つかったので、そちらの製作はあとまわしにして、 先にSSRの固定方法の検討〜決定〜製作をした。専門家が見れば頭を抱えそうな取りつけ方だとしても、素人なりの経験をもとに考えた結果であり、お叱りを受けるほどではないと楽観している(笑)。
幅30mmの角パイプを挟んだポリカ板の間に差し込んだ、最大幅30mmのSSR。上下面にはゴムシートを1〜2枚挟んでいる。0.3mm突き出したLEDの傷つき防止と、筐体の先細り(重ねると傾く)対策に、0.2mm厚の軟質ビニールシートでカバーした。
ビニールシートは両面テープで4側面に貼りつけ。これでたぶん、継電器箱側面のポリカ板の傷つきも防げるはずである。3mm厚のポリカ板でお尻を支えることで、SSRの内側へのズレ防止を狙う。間に幅3mm、厚さ1mmのゴムシートを挟んだ。


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