11日の月曜日、用があって京都市内までバイクで出かけた。その帰り道、やめときゃいいのに、遠まわりをして宇治川ライン〜宇治田原〜和束…のルートでウチに向かった。 今にも降りそうな空模様の下、最初はそれでも、遠い雷鳴は聞こえれど、なんとか降らずに持ちこたえていたのに、 あと少しで国道307号から府道5号に入る三叉路というところで、いきなり激しく降りだした。 雨のかからないところに避難しようにも、どこにもそんなところはない。仕方なく、ずぶ濡れになりながらしばらく走り続け、ようやく見つけたのが、三叉路脇の、あたりの畑で採れる野菜の無人売店だった。 その売店の屋根の下で雨宿りをさせてもらうことにして、軒先にバイクを停め、キーをオフにして降車した途端に異変に気づいた。ヘッドライトが点きっぱなしなのだ。ん?… |
| と思ってもう一度キーを確かめ、抜いてもヘッドライトは消えない。 ヤバいことになってきたな…と思 って、あれこれ電装系のスイッチを入れたり切ったりしているうちに、スタートボタンを押しても、モータ ーが回るだけでエンジンが始動しないことも発覚。ますますヤバい。 が、点検や修理をしようにも、この雨の中で外装パーツを外すのは、今まで濡れていなかった箇所を濡らすことになり、トラブルを拡大してしまう可能性大である。 ここはひとつ、焦らずに雨が上がるのを待ち、その後に点検、可能なら修理、不可能なら…そうと決まってからどうするか考えればいい(笑)と割り切って、屋根の下にあった床机に腰かけて待機することにした。 始動不能の原因が雨水の浸入によるリークだとすれば、待ってる間にエンジンの余熱で乾燥し、再始動で |