XJ900の爽快チューン
2011年9月3日 - 少残量で帰宅した機会にコックを外し、ストレーナーを救出〜固定   
     
ストレーナーの入る穴とOリング溝を中心に洗浄・乾燥の後、薄めに接着剤を塗ったストレーナーを差し込んだところ。
タンク内に落ちたストレーナーは、裏側のフタ(液面センサー)を外した穴から太い針金を差し込み、先端に引っかけて救出。
長穴のRに沿って、センターポンチを打ってコーキング(隙間を詰める)した。コーキングだけで充分だったような気もする。
 しばらく前から、凹凸の激しい路面を通過したときに“カタカタ”とタンクの中で異音がするようになっていた。ひょっとすると、またアレが抜け落ちのたかもしれない…と、事態を予想しつつ、メンドクサいのでそのままにしていた。
 ところが、8月6日、第2回おかわりナイトランの前に満タンにしておこう…と、ガソリンスタンドに向か
ったとき、リザーブに切り替えないままで 400km以上も走行しており、 ガソリンを入れてみると 20.67リットルも入った。 XJ900のタンク容量は22リットルだが、コックよりも下に1リットル程度のデッド容量があるので、ガス欠寸前だったわけだ。
 だが、満タンにしてしまったものは仕方がない。それに、リザーブが効かなくても、それを忘れず、早め

に給油をしていれば問題はない。
 だが、リザーブが効かないのは許すとしても、ストレーナーで異物が除去できないのは問題だ。やはり、早めに修理したほうがよさそうなので、メンドクサいことを先送りしたい気持ちを抑え、できるだけガソリン残量が少ない状態で帰宅したあとに修理することに決めた。
 で、今回、うまい具合に推定残量4〜5リットルで帰宅していたので、台風でどこにも走りに行けないのをチャンスと考え、修理にかかった。
 お恥ずかしいことに、この修理は2回目である。2007年秋〜2008年2月のエンジンオーバーホールが完成した直後に同じことをしている。
 だから今回、ガソリンを抜いた後にコックを外し、タンク裏側のフロ
ート式ガソリン液面センサー(機能

は殺してある)を外した穴から棒を突っ込んでストレーナーを拾い上げるところまでは、迷いもせず、テキパキと作業できたのであるが、前回の修理にスペアのタンクから外したコックを使ったので、もう、手持ちがなく、外れたストレーナーをコックに固定して使うしかない。
 で、ここは慎重に、コック本体とストレーナーの両方をパーツクリーナーで念入りに洗浄し、乾燥させたたあと、耐ガソリン性を確認済みの接着剤(コニシボンドのMOS7)を薄く塗って接着&隙間の充填をし、さらに、ストレーナーを差し込んだ穴のRに沿ってセンターポンチでコーキングした。これにより、接着剤が硬化する前の段階で、すでにガタやぐらつきはなく、硬化したあとは二度と外れないような気がする。


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