XJ900の爽快チューン
2011年2月4日 - SSRの制御側に並列に入れるべき抵抗の値を探る   
     
テスト装置の全景。近接スイッチ、ストップランプ球とも2個を並列に接続し、配線の長さ以外、実装状態と同条件にした。
 SSRの制御側に 並列に抵抗を入れないと、近接スイッチの漏れ電流によってSSRが作動し、 ストップランプが点きっぱなしになることが 1月26日のテストによって判明した。
 その後 1月30日にマイスターかわぐちが抵抗を届けてくれ、昨日注文した2個目の近接スイッチ(1個目と同じ物)が今日届いたので、抵抗値決定のための台上テストをした。
 1月26日のテストでは、5キロオーム“以下”の抵抗を入れればOK…としかわかっていなかったので、今日のテストは、何キロオーム“以上”
だとNGかを調べるのが目的だ。
 実装状態と同じく、2個の近接ス

イッチを並列につなぎ、その下流に接続するSSRの制御側(IN+とGND端子の間)に並列に抵抗を入れ、負荷側には27W×2個の電球を接続した。
 そして、抵抗を、抵抗値の異なる物に次々と入れ替えていくと、3〜8キロオームまでは正常に作動したのに、10キロオームでは点きっぱなし(抵抗なしと同じ)になり、その後試した2キロオームはOK、9キロオームはNGという結果が出た。
 次に、OKの抵抗値(2〜8キロオーム)の場合のみ、 抵抗の両端(SSR制御側の両極)の電圧を、2個の近接スイッチが切切/入切/入入の3条件に分けて測定した。結果は…

抵抗値 電圧(ボルト)
オーム 切切 入切 入入
------------------------
2キロ 1.7  9.3  9.3
3キロ 2.6  9.3  9.4
4キロ 3.4  9.3  9.6
5キロ 4.5  9.4  9.8
6キロ 5.2  9.6  9.8
7キロ 6.0  9.7  9.8
8キロ 7.1  9.7  9.8
…で SSRの最低作動電圧が7.1〜8.1ボルトの間にあることが判明。よって抵抗値は、切切の電圧が 7.1ボルトよりも充分に低く、かつ、抵抗に分流しすぎない(と思われる)5キロオームあたりが良さそうだ。
SSRと並列に入れた抵抗。2、3、4、5kΩの4種類を用い、3+3、3+4、5+3、5+4、5+5の直列で6〜10kΩもテスト。前後のブレーキスイッチは並列なので、テストでも近接スイッチを2個並列に接続。切切/入切/入入の3パターンを試す。


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