2011年7月28日 - 急速な錆の進行を目の当たりにし、密閉から開放に方針転換 |
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| た。先日の雨中走行で水が入ったのは継電器箱だけではなく、わずかとはいえ端子箱内部にも水が浸入しており、それを完全に乾かさずにフタの防水対策をしたからである。 容器のシール性を高めれば高めるほど、新たに水が浸入しにくくなるのと引き換えに、いったん入ってしまった水の排出が困難になる。空気に湿度がある以上、空気のあるところ必ず水(水蒸気)があるわけで、内部でそれが凝結した場合に備えた水抜き穴や、高湿の空気を逃がす気抜き穴の必要性を痛感した。 とくに、浸水からわずか2週間でステンレス製の取りつけネジの頭が見えなくなるほど緑青(銅の錆)が盛り上がっていたのは驚きだ。 水が入らないことよりも、入った水が溜まらないことに重点を切り替え、端子台や丸型端子の防錆対策と合わせて、早急にエンジンの熱を利用して積極的に箱内を乾燥させる構造を採り入れたいと考えている。 |
原稿執筆以外の仕事が忙しくなってきたので、仕事先へのアシ代わりにバイクを使う機会が増えてきた。そういう使用状況では、ただ安全に速く目的地に着けるだけでなく、冷 |
| 仕事を開始できるのがありがたい。 ところがこの日の出発前に、始動不能という重大なトラブルが発生した。幸い、すぐに原因を突き止め、応急処置を施したので、約束の時間 |
徹に機械としての使命をまっとうする能力の高さが問われる。 どこかが壊れたり不調になったりりしたのを、嬉々として修理・調整する…なんてのは許されず、確実に出発でき、道中では余分な自己主張をせずに淡々と“アシ”としての仕事をこなし、予定どおりに目的地に着け、平静な気持ちのまま、すぐに | に遅れることはなかったとはいえ、“アシ”としてはもちろん、機械としても失格と言わねばならない。さらに言うなら、そうしたトラブルを予見して対策をできなかった私も、メカニックとして失格である。 原因は、エアクリーナーボックス(フィルターケース)下側にマウントした端子箱内部での導通不良だっ | |
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